Ging Ring Activity Report

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SteamCMD

SteamCMDを利用したゲーム鯖構築メモ for Linux:

 専用のユーザーを作成して、Linux用ツールをダウンロードする。

wget http://media.steampowered.com/installer/steamcmd_linux.tar.gz

 即☆解凍。

tar -xzvf steamcmd_linux.tar.gz

 解凍するとファイルが色々と展開される。
 そのうちのlinux32ディレクトリに移動して、

.steamcmd

 を実行……しようとすると、以下のエラーが発生する。

[----] !!! Fatal Error: Failed to load libsteam.so

 要はsteamcmdは何処にあるのん? と聞かれているので、

export LD_LIBRARY_PATH=/home/steam/steamcmd/linux32/

 このようにしてファイルの位置を先に指定しておく。
 当然ながら指定するパスは個人の環境に応じたものにする必要がある。

 この手順はこのユーザーにログインする度に必要になる。

 なんかいちいち入力しなくても済むようにできるらしいけどここでは割愛する。

 改めてsteamcmdを実行すると、steamcmd自体のアップデートが開始する。
 全工程が完了すると

Steam>

 というプロンプトが表示されるはずなので、これが出るまで何度もsteamcmdを実行する。
 アップデートが完了して、上記のプロンプトが表示されたら、まずログインする。

Steam>login [steam_id] [password]

 初回ログイン時はWindowsでSteamにログインする際に表示されるSteam Guardが表示されるので、同じようにコードを入力して認証。
 ちなみに匿名でログインすることもできる。

Steam>login anonymous

 が、これだとKillingfloorの鯖をインストールする際にエラーが出るようなので、有効なユーザーでログインすることを推奨する。
 ログインは少し時間が掛かる気がする、数秒程度だけど。

 ログインが完了したら、次は鯖ファイルのインストール先を指定する。

Steam>force_install_dir [install_dir]

 そしてインストールしたゲーム鯖のApplication IDを指定してダウンロード開始。
 入力するApplication IDは以下のページを参考にする。

https://developer.valvesoftware.com/wiki/Steam_Application_IDs

 ちなみにゲーム本体と鯖ファイル、鯖ファイルもWindows版とLinux版があるようなので間違えないように注意。
 Dedicated Serverと付いている方が正解。

 例えばkillingfloorなら215360が正解。
 215350はWindows用。

 あと、前の方にも書いたけど何故かKillingfloorの鯖ファイルは匿名(anonymous)でログインしている状態でダウンロードしようとすると

Steam>ERROR! Failed to install app '215360' (No subscription)

 と表示されて失敗するので、有効なSteamアカウントでログインしておく必要がある。

Steam>app_update [application_id] validate

 ダウンロードが完了したら

Steam>exit

 と入力してSteamCMDを終了させる。
 たまにダウンロードに失敗することがあるそうなので、app_updateを何回か実行しておくといいかも。